効果音辞典へようこそ

私はフリー効果音サイト、「効果音ラボ」を運営する個人事業主です。運営は今年で3年目に入りました。効果音づくり素人からのスタートでしたが、1000音近くの多くの素材を作成することで効果音制作テクニックが磨かれ、サイトの人気もかなり出てきました。

効果音辞典を作成した理由は、海外展開するために作った海外向け効果音サイトの素材を日本でも公開するためです。また、効果音ラボの素材はかなり普及しているので、一部の方に飽きられてきているとも考えています。実際、「あの動画、効果音ラボの素材使ってる」「また効果音ラボか」というコメントも時折耳にします。その他もろもろの事情もあり、サイトは分けて公開するということにしました。

効果音ラボでは、ありがたいことに現在5社様と取引させていただいており、それが効果音辞典の作成に繋がっています。個人運営かつ本名を出していないので企業の方から見たら信頼度ゼロのサイトですが、それでも声をおかけいただけたのは、効果音の品質に尽きると思います。冗談抜きで、四六時中、あの音はどういったプランで録るか、斬撃の音をよりリアルにするには何と何の音をどう加工すればよいかなどを考えてきました。今後も品質は重視していきます。また、効果音辞典では企業の方が勤務中に閲覧しても違和感のないビジネスライクなデザインにし、より企業の方に使っていただきやすいよう配慮しました。

この仕事はこだわりが強い自分に合っていると感じます。録音困難な音ほど公開できると嬉しくなります。例えば最近、35mmフィルム映写機が回る音のレコーディングを行いました。現代の映画の製作方法はフィルムからデジタルに完全移行しており、映写機がある映画館はほとんどありません。そんな中で映写機を置いてある映画館を探し出し、映画館を貸し切って、技師付きで10分以上あらゆる角度から収録を行うという贅沢な収録を行いました。また、琴を購入しての和風効果音収録なども行っています。

目標は、世界中の多くの方に使っていただくことです。当サイトの効果音を気に入られたら、facebookやTwitterなどで拡散していただけるとありがたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。